逮捕された男は、27歳のロバート・アラン・ソロウエイという男。ゾンビコンピュータネットワークを使って数百万というスパムメールを送っていたということで告発されました。この男は世界のトッブ１０に入るスパムメール送信者だそうです。

連邦大審問は先週、郵便詐欺・通信詐欺・イーメール詐欺・マネーロンダリングなど、彼に対して35の訴因で告発したそうで、扱っていたメールの内容自体がいかに違法で犯罪がらみのものが多かったかを感じさせられます。

もちろん日本においても明確に特定� �子メール法・特定商取引法で規制されている違法行為です。送信者には罰則が用意されています。

ちなみに日本におけるスパムメールは出会い系関連のものが多く、しかもスパムを使って勧誘してくるサイトというのはサクラ多用の詐欺出会い系サイトというのが実態です。スパムメールに書かれたURLにはアクセスしないようにしてくださいね。そのメール自体が違法なものです。

今回のニュースで特に目を引くのはこの容疑者の罪状が「連邦検事が誰かのインターネットドメインを犯したという問題でスパマーを窃盗罪で告発した。」ということでしょう。送信先メールアドレスの偽装が資源であるドメインの窃盗に当たるという考えは実に現実に即した考えではないでしょうか？

実際送信先として偽装された側のアドレス管理者にとってはたまったものでは� �く、最悪苦情のメールが多すぎて業務に支障をきたすケースもあるのです。

アメリカでも初めてのケースで、ソロウエイがどのくらいの量刑を受けるかガイドラインはないのだが、少なくとも10年は刑務所に入ることになるだろうと言われているそうです。

ハッキリ言って日本のスパマーに対する規制はゆるゆるだと思っています。アメリカのように視点を広くして厳しい量刑を科してもよいのではないのでしょうか？

それにしてもこの容疑者かなり羽振りは良かったようで、豪華なアパートに住み高価なメルセデスベンツのスポーツカーを乗り回していたとのことです。ソロウエイは2003年から数百万のジャンクイーメールを送っており、2005年にマイクロソフトなどが彼に対して民事裁判で勝訴した後も、その行為を続けていたらしいで� �。

まぁ一度簡単に莫大なお金を稼ぐ方法を覚えたら簡単には脱出せないということなのでしょう。ただそうして稼いだお金も検事がその違法行為から得た収益に対し、77万ドル（約9000万円）の追徴金を考慮しているということで全て没収されることになるようです。

アメリカは総じて日本よりも経済犯罪に対して厳しい対処を取りますのでこのような厳しい量刑になるのは当然でしょう。日本も今後このように経済犯罪に対して厳しい対応が求められるようになるでしょう。(というかなって欲しい・・・)

情報元

出会い記事集トップページへ戻る》》

ページトップへ戻る》》